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Kestrel とは、チョウゲンボウのことです。ハトくらいの小さな猛禽類、つまりワシの仲間で、ハヤブサに似ています。
チョウゲンボウにはホバリングという特技があります。よく農地の上空で空中に停止している姿が見られます。小さいけれどカッコイイ、そして最近は都会でも繁殖している頼もしいタカです。
このサイトのURLは、そんなチョウゲンボウから名前を借りました。

2011年3月17日(木曜日)

セリーグは予定通り開幕

カテゴリー: - flyman @ 21時46分16秒

パ・リーグが延期を決めるなか、セ・リーグは予定通り25日からの開幕を決めた。これに対して、選手やファンから反対の声が上がっているそうだ。一方、肯定的な意見も寄せられているらしい。

flymanはプロ野球に興味はないのだが、Jリーグもプロ野球も、やるべきだとおもう。もちろん通常通りと云うわけにはいかないだろう。ナイターは西日本のみ(電力60Hz地域)、東日本は週末のデーゲームだけにし、電力消費の大きいドーム球場は使わない、などの配慮は必要だ。
そもそも、Jリーグやプロ野球は何のためにあるのか。選手たちは被災者に何が出来るのか。
サッカーや野球などのプロスポーツは、娯楽だ。いま、こういうときに被災者に娯楽を提供できなくて、なんのプロスポーツか。
ラジオで精神科医が言っていたのは、被災者には周囲の人と会話し、笑って欲しい、ということだった。もちろん笑える環境でないことは判るが、それでも冗談を言い合い、笑うことが大事なんだそうだ。

多くの被災地ではテレビで試合を流せる状態ではないかもしれない。それでも、被災地のファンのために、Jリーガーやプロ野球選手には一生懸命プレーして貰いたいと思う。
それから、すでに始めているチームもあるが、試合前の募金活動やチャリティーマッチなど、プロスポーツ選手ならではの協力も、試合をすることで出来るのではないか。
セ・リーグの開幕に反対する意見には『被災者を勇気づけるなんてきれい事だ』といった意見が目立つが、開幕しないことが被災者のためになるとは思えない。せいぜい節電出来るくらいだ。
「被災者のために、出来ることをする」と考えるなら、試合をすることはベターな選択だと思うよ。

福島第一原発のロードマップが見えてこない。もし冷却機器がすべて死んでいたら(その可能性も低くはないだろう)、放射性物質の瓦礫に覆われた原子炉をどうやって再構築して行くのか。出来るのか。どのくらい掛かるのか。今は水を掛けるのに精一杯のようだが、『焼け石に水』ではないことをはっきりと説明して欲しい。

政府の、鉄道の運行縮小要請にはあきれるばかりだ。むしろ帰宅の足を確保するために、計画停電の範囲を広げる方が影響は小さかったのではないか。いずれにしろ、直前の変更がどれほど市民の不興を買っているのか、まだ判っていないのだろうか。
――当初第一グループだった自宅が、いつの間にか第五グループに入っていた。しかも本日一回目の停電はなく、二度目に停電した。明日はどうしたらいいんだろう?


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