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Kestrel とは、チョウゲンボウのことです。ハトくらいの小さな猛禽類、つまりワシの仲間で、ハヤブサに似ています。
チョウゲンボウにはホバリングという特技があります。よく農地の上空で空中に停止している姿が見られます。小さいけれどカッコイイ、そして最近は都会でも繁殖している頼もしいタカです。
このサイトのURLは、そんなチョウゲンボウから名前を借りました。

2008年6月11日(水曜日)

Linuxで5250接続

カテゴリー: - flyman @ 21時17分11秒

DellのPowerEdge600SCというサーバーモデルにCentOSをインストールした話は以前に書いただろうか――記憶にない……
まあ、使われなくなった古いサーバーモデルに入れた訳だ。
で、今回はこれにiSeries Accessを入れてみたというお話。
iSeries Accessは、ちょっと前まではClientAccessという名前で、IBMのホスト接続に使うクライアントソフトだ。主な中身は、5250エミュレーターとDB2/400に接続できるODBCドライバといったところだ。
これを入れて、LinuxマシンからAS/400(i5)に接続してみようと思ったのだ。

Linux用のiSeries AccessはIBMから出ているので、IBMのサイト http://www-03.ibm.com/systems/i/software/access/linux/index.html から最新のパッケージを取ってくる。
バージョン1.6が本日の最新。iSeriesAccess-5.4.0-1.6.i386.rpm だ。
後は、

rpm -ivh iSeriesAccess-5.4.0-1.6.i386.rpm

とすれば、/opt/ibm/iSeriesAccess 以下にインストールされる。

エミュレーターの起動は、

$ ibm5250

とする。
接続先ホスト、ユーザーID、パスワードを入れると、5250エミュレーターの素っ気ない画面が現れる。

運悪く、libXm.so.3libXp.so.3 が無い!!と怒られた人は、『ソフトウェアの追加と削除』で openmotif を検索し、関連するパッケージをすべてインストールしてしまおう。

なお、iSeriesAccess はフリーソフトではありません。ライセンス料が必要ですので、納入業者さんやIBMさんと相談して下さい。
また、IBMのサイトからのダウンロードにはユーザー登録が必要です。

CentOS5にはフリーの tn5250 もありますが、私は使い方が判りません、悪しからず。

今のところLinuxボックスをホスト端末にする予定はないが、ODBCドライバ共々、使い道はあるかも知れない。


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