徒然なるままに、日ぐらしP/Cに向ひて――
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富士カメラ5

Kestrel とは、チョウゲンボウのことです。ハトくらいの小さな猛禽類、つまりワシの仲間で、ハヤブサに似ています。
チョウゲンボウにはホバリングという特技があります。よく農地の上空で空中に停止している姿が見られます。小さいけれどカッコイイ、そして最近は都会でも繁殖している頼もしいタカです。
このサイトのURLは、そんなチョウゲンボウから名前を借りました。

2020年5月26日(火曜日)

JpegのExif情報

カテゴリー: - flyman @ 10時09分52秒

というわけで(?)、JPEGファイルとはJPEG規格に基づいて圧縮された画像ファイルということのようだ。
JPEGファイルには圧縮されたイメージデータ以外にも幾つかの情報が書き込まれている。それらの中には圧縮に関わる情報もあるが、それ以外の情報が書かれている事もある。
圧縮に関わる情報は画像を表示するために必要だが、それ以外の情報は画像の表示には必要ない。
それらはJFIFフォーマット、またはそれを拡張したExifフォーマットで書かれている。またはそれ以外の独自フォーマットだったりもする。
特にExifは、写真画像に撮影情報などを付加するための規格で、後で写真を見直すときに便利だ。付加される情報は、絞り値、シャッタースピード、ISO感度、ストロボの状態、露出補正、その他モロモロだ。カメラメーカー独自の情報もあるが、flymanの知る限り、仕様は公開されていない。
スマホではGPS情報を書き込む事がある。この情報から、その写真の撮影場所が特定できる。
サムネイル画像が含まれる事も多い。

インターネット上に画像を公開する場合、カメラのオーナー名、GPS情報、サムネイル画像などは無い方がいい。
そんなニーズに応えて、ネット上にはJpegファイルからExifデータを削除するツールがいくつも公開されている。

flymanも作ってみた。ありがちな名前、JpegStripper。
ネット上に公開されている、評判の良さそうなアプリを試したところ、EOIマーカーの後ろに追加された情報を削除してくれなかったので、自作してみた。自前のソフトがいちばん安心できる。


2020年5月24日(日曜日)

Exif、JFIF、JPEGなど

カテゴリー: - flyman @ 12時10分24秒

flymanは以前からExifの内容を表示させるアプリを作っている。かなり適当に作ったルーチンを、最近また見直している。
Exifとは、Exchangeable image file formatの略で、主にデジカメで撮影した画像に撮影情報などを追加するフォーマットだ。デジカメやスマホで撮影したJpeg画像の殆どに、Exif情報が書き込まれている。
ExifはJpegファイル専用の規格ではない。が、殆どのデジカメではRAW画像の他にはJpeg画像を出力している事だろう。
Exifには撮影状況の他、カメラのオーナー名やGPS情報などが書き込み可能だ。特にスマホではGPS情報を書くものが多いので、スマホで撮影した自宅の画像などをそのままネットに上げる事は推奨できない。デジカメでも、スマホと連動してGPS情報を記録するものがあるが、勝手にGPS情報を書く機器は殆ど無いと思う。
他にもExif情報にはサムネイルが含まれる事も多い。画像処理ソフトでぼかした内容がExifのサムネイルにも反映されているかはソフト次第なので、サムネイルから情報が漏れる可能性がある。注意が必要だ。

というわけで(?)、flymanはExifのハンドリングロジックを見直しているのだが、色々とわからない事が多い。
Exifは主にJpegファイルに追加される。そのJpegファイルである。これがはっきりしない。
Jpegファイルとは、何だろう? 拡張子が”.JPG"または”.JPEG"のファイル? 殆どの場合、この認識で問題ないのだが、先日、某画像処理ソフトでJpeg画像をリサイズしたら、拡張子は”.JPG"だったのにバイナリエディタで確認したら、内容がBITMAPだった。それでも拙作の画像ビュワーでは表示できてしまう。
狭義のJpegは、JPEG方式で圧縮された画像ファイルととらえるのが良さそうだ(本来のJPEGは、規格を設定した団体のこと)。一般に、Jpegの内容は、JFIFというフォーマットに基づき、Jpeg圧縮された画像、ということだ。
では、JFIFとは何か?
JFIFはJPEG File Interchange Formatの略で、Jpeg圧縮された画像を収めたファイルの標準的なフォーマットだ。実はExifはこのJFIFを拡張したフォーマットらしい。
Exifでは、圧縮ファイルはJPEG、非圧縮ファイルはTIFF形式で記録する事になっているが、個々の内容を定義したタグはTIFFに準拠している。
ややこしい。

ところで、Jpegファイルの内容は幾つかのセグメントに分けられ、各セグメントはマーカーで識別される。
Jpegファイルの先頭にはSOI(Start of Image)マーカー、末尾にはEOI(End of Image)マーカーが記入される。これらはセグメントを持たない、特別なマーカーだ。
SOIマーカーの値は$FFD8、EOIマーカーは$FFD9だ。
バイナリエディタでJpegファイルを開くと、先頭は必ず$FFD8になっている。なっていなければそれはJpegファイルではない。
さて。
Exifの仕様書によると、『APP1はファイルの始まりを示すSOIマーカの直後に記録しなければならない』となっている。Exif情報はこのAPP1セグメント内に記載される。
APP1のタグは$FFE1なので、Exif情報を含むJpegファイルをバイナリエディタで開くと、先頭は

FF D8 FF E1

となっているはずだ。
ところで、先に述べたJFIFフォーマットはAPP0セグメントに書かれ、マーカーは$FFE0だ。
JFIFの仕様書は英語のモノしか見つけられなかったが、そこには『The JPEG FIF APP0 marker is mandatory right after the SOI marker.』と書かれている。つまりSOI直後に書け、ということだ。
JFIFフォーマットのJpegファイルをバイナリエディタで開けば、先頭は

FF D8 FF E0

のはずだ。
これらを読むと、JpegファイルはSOIマーカーの直後にAPP0(JFIF)またはAPP1(Exif)のいずれかを書ける事になるが、両方は書けない。まあ、ExifがJFIFの拡張仕様なら、この二者択一は納得できる。

ところが、拙作のExifビューワーで色々なJpegファイルを見てみると、仕様から外れていると思われるものが散見される。
例えばPaintShopProでリサイズした画像は、SOI直後にAPP0、その後にAPP2、APP1と続く。元の画像のセグメントの前にAPP0とAPP2を挿入しているようだが、APP1がSOI直後にないのは仕様違反だろう。まあ、拡張子”.JPG"でBitmapファイルを吐くようなソフトだし。
でも、Exifビュワー的には、腹立たしい。
また、Exifの主画像を記載すべき0th IFD(Image File Directory)があるにもかかわらずタグが0の画像もあった。記載が必須のタグも書かれておらず、ただ空のAPP1を記入するのも仕様違反な気がする。

仕様違反ではないが、Huaweiのスマホの画像では、EOIマーカーの後ろに何やら色々書かれている(中華的なアレか?)。他にも、セグメントの隙間に不明な情報が書かれているケースもあり(CANONのデジカメ)、奥が深いぞ、JPEG画像。

なお、ネット上にはJFIFもExifも無いJpeg画像も多々存在する。恐らく故意に削除しているのだろう。正しい対応だと思う。


2020年5月8日(金曜日)

下ったら上る

カテゴリー: - flyman @ 10時12分55秒

昨日の下りが、今日の夕方に上ってくる。

夕方のシルエットになった富士山をバックに撮ろうと思って行ったけど、ちょっと陽が高くて富士山が白く飛んでしまうので急遽線路の反対側で順光のドクターイエローを撮ってきた。

が。
撮り鉄ってバカなの? 直前になって他人の画角の真ん中に車を止めて三脚を立てるヤツが現れた。単なる無神経? 背後のカメラマンは無視? マナーどころの話じゃないね。こんな田舎の、撮影スポットなんていくらでもありそうな場所で、わざとか?
掲載の写真は、ペインショッププロで修正してある。

話は変わるが、最近のテレビアナウンサーの質って、酷すぎない?
『マスクが売ってました』思わず「何を?」って突っ込んじゃうよ。むかし聞いた落語に、『きうりがきゅうりを売っていた〜』というフレーズがあったが、これは『木売が胡瓜を売っていた』というオチで、『マスクが売っていた』という言い方は誤用で、笑い話の種レベルということだ。
もうひとり、WHOを『ダブルエッチオー』と読んだアナウンサーもいた。日本人らしい間違いだが、勘弁して欲しい。意味が変わってしまう。ダブルエッチオーなら、WHOではなくHHOだ。以前、トヨタの確かセリカだったと思うが、ダブルエックスという名の車があった。エンブレムはXXだ。『ダブル』は二重という意味で、Wではない。さすがにテレビアナウンサーがこれを知らないのは罪だと思う。


2020年5月7日(木曜日)

幸せを呼ぶとか呼ばないとか……

カテゴリー: - flyman @ 13時58分18秒

医療従事者の方々には本当に頭が下がります。大変なご苦労でしょう。ありがとうございます。
高度な医療を受けられるのが当たり前だと思ってはいけない。

自分なら、プライベートを犠牲にしてまで仕事を優先するなんて、せいぜい30代くらいまでの話。40過ぎたらシンドイ思いをしてまで残業なんてしませんでした――管理職になると残業代も付かないしね。

いや、ドクターイエローから発想が飛んでしまいました。


2020年5月5日(火曜日)

壁紙チェンジャー

カテゴリー: - flyman @ 11時11分56秒

flymanはWindowsデスクトップに置けるカレンダーを色々と探していた。で、Rainmeterのモジュールなどを使ってはみたものの、イマイチ。まず日本の暦に対応していなかったり、使い勝手がしっくりこない。
そこで、自作しようとして思い出した。以前に、まだWindowsの壁紙表示にスライドショーなど無かった頃に壁紙チェンジャー『WPAuto』というものを作った。それにカレンダー機能を実装していた事を。
どうせ卓上カレンダーを自作するなら、今回も壁紙チェンジャーと合体させよう、ということで、あらたにスクラッチから『WPAutoII』(ダブリューピーオートツー)という壁紙チェンジャーを作ってみた。
壁紙チェンジャーとしての機能はソコソコにして、カレンダー表示をメインに据えて作ってみた。といっても、今月のカレンダーを表示するだけなんだけどね。

で、ついでにデスクトップ時計機能も実装してみた。こちらもフリーのものは手に入るが、どうせならちょびっとカスタマイズできるモノを自作した。

色々と機能を追加している割に動作チェックが出来ていないのでバグは多いかも知れない。
が、カレンダー、時計、壁紙チェンジャーがお入り用な人は、良ければ使ってみてね。『ダウンロード』コーナーに置いてあります。

さて、新型コロナウイルスに関連して、緊急事態宣言の期間が延長され、色々自粛が要請されている。
みんなも思うところはあるだろう。

最近、テレビの情報番組を見ていると、頭の悪そうな『専門家』や的外れな『コメンテーター』がとても鼻につく。もちろんそうでない方達も多いのだが。

さてこの自粛要請、そもそも目的は何なのだろうか。目的が達成されれば終了するのだろうが、その目的が判然としない。専門家も、各首長も明快な説明はしてくれない。

これまでの事例から、例えばライブハウスやフィットネスクラブなどに一人でも感染者が混じればクラスターが引き起こされる可能性は高い。今は休業中のそれらの施設も、再オープンすればクラスター発生の危険があるわけだ。
自粛要請が解除されればライブハウスもフィットネスクラブも(潰れていなければ)再開されるだろう。

つまり、自粛要請はクラスターを押さえ込むためのものではない。専門家は、まさか新型コロナウイルスがSARSやMARSレベルまで押さえ込めるなどとは思っていないだろう。彼らも『新型コロナウイルスとの戦いは長期戦になる』と言っている。いずれ新型コロナウイルスは、たちの悪い季節性インフルエンザのような存在になるのだろう。

自粛要請の主たる目的は、恐らく医療崩壊の回避だろう。患者の発生数を減少させ、医療現場の負荷を軽減させる。
それから時間稼ぎだ。結局、新型コロナウイルスとの戦いは、ワクチンと治療薬が行き渡るまで終わらないのだろう。それらが完成し、世界中に供給されるまでの時間稼ぎに、アビガンやレムデシビルがかなり使えそうな感じだが、まだ日本ではこれらは治療薬として承認されていない。つまり、これらが承認され、一般の病院でも新型コロナウイルス治療薬として使えるようになれば、患者が発生してもより短期間で治療が出来るだろう。当面の落としどころはこんなところか。

しかし、中国では規制が解除され、三密状態が戻っているが、二次的な流行のニュースはない。もしかすると、一般的なウイルス同様、新型コロナウイルスも高温多湿に弱く、夏場には流行しないのかも知れない。それなら、これからはそれこそ季節性インフルエンザ程度には流行を押さえ込めるかも知れない。
諦めムードの来年のオリンピックも開けるかも。くそ蒸し暑い夏にやって正解だった、と笑っているうちにワクチンも完成するだろう。


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