徒然なるままに、日ぐらしP/Cに向ひて――
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富士カメラ5

Kestrel とは、チョウゲンボウのことです。ハトくらいの小さな猛禽類、つまりワシの仲間で、ハヤブサに似ています。
チョウゲンボウにはホバリングという特技があります。よく農地の上空で空中に停止している姿が見られます。小さいけれどカッコイイ、そして最近は都会でも繁殖している頼もしいタカです。
このサイトのURLは、そんなチョウゲンボウから名前を借りました。

2012年1月13日(金曜日)

キヤノンの新しいコンデジ

カテゴリー: - flyman @ 21時49分35秒

キヤノンがCESで発表した PowerShot ELPH 520 HS は、日本ではIXYブランドになるであろうコンパクトカメラだ(日本での発売は未定)。
特徴的なのは、有効1,010万画素の1/3型CMOSセンサーと、記録メディアがmicroSDカードになっている点だ。
レンズは35mm判換算28-336mm、F3.4-5.6の光学12倍ズームだ。これでボディサイズが 87.1 x 53.9 x 19.2mm(W x H x D)、バッテリー、SDカード込みの重量は155gだ。現行機種の IXY 410F(光学5倍ズーム)で、92.2 × 55.9 × 19.5mm、141gだから、少し重くなっているが容積は約10%も小さくなっている。同じ光学12倍ズーム搭載の IXY 51Sとの比較だと、99.0 × 58.9 × 21.9mm、206gとなり、容積は約30%減だ。

PENTAX Qを使ってみると、1/2.33型という豆粒みたいな撮像素子でも、一般的な使用ではまったく不満がない画質であることに気付く。撮像素子が大きくなれば画質が向上するのは真理だが、技術革新もまた画質を向上させる重要なファクターだ。そして今や、1/3型撮像素子でも満足のいく画質が得られるようになった、という事なんだろう。
もちろん、撮像素子を小さくすること、画素ピッチを小さくすることには、光学的な問題もあるだろう。回折現象や被写界深度などだ。PENTAX Qでは、レンズ内NDフィルターやぼけコントロールモードなどで対応しているが、まだ十分とは言えないレベルだ。
しかしデメリットはあるにしても、撮像素子を小さくすることでカメラをよりコンパクトにするというのは面白いアプローチだ。早く1/3型撮像素子でのサンプルを見てみたい。


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