拙速どころか、もう手遅れだって?
どうもTPPの雲行きが怪しい。
手遅れになる前に参加は必須だ、と思ってきたのだが、すでに手遅れという話も。日本の主張が入らないままTPPに参加するのは、日米不平等条約に調印するのと同じで、意味がない。それくらいなら仕切り直して日米FTAでも締結した方が良いだろう。まあ、農業が受ける打撃は同じようなものだが。
しかし『拙速に決めるべきではない』と政治家が言うのは悲しい。TPP自体は発足して既に5年もたっている。日本はこの5年間、参加のシミュレーションすらしてこなかったというのだろうか。米国が参加を打ち出してからでも1年もたっているのに、どこが拙速なんだか。もし今までTPPやFTAの検討もせずに来たというなら、日本政府はバカの集合としか言いようがなかろう。関係省庁をひっくり返せば、いくらでも資料が出てきそうな気がする。『拙速に決めるべきではない』は、『自分は無知だから決められません』と等価に聞こえる。
まあ、TPPのテーブルについても、日本にとって不利な条件しか引き出せないなら、ちゃぶ台をひっくり返して席を立つ勇気は必要だろう。それで日米関係が悪化しても、どうせ初めから関係の悪い民主党が政権を降りればご破算だしね。
タシギかな? 飛び立たれるまで存在に気がつけない。 トリミング |
モズとジョウビタキをよく見かける。どちらも縄張り争いの真っ最中らしい。
今朝はイソヒヨドリの姿も見られた。いつもと違う農地でタゲリを見かけたが、同じ個体だと思う。
TrackBacks
TrackBack URL : http://www.kestrel.jp/modules/wordpress/wp-trackback.php/711
この投稿には、まだコメントが付いていません