徒然なるままに、日ぐらしP/Cに向ひて――
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Kestrel とは、チョウゲンボウのことです。ハトくらいの小さな猛禽類、つまりワシの仲間で、ハヤブサに似ています。
チョウゲンボウにはホバリングという特技があります。よく農地の上空で空中に停止している姿が見られます。小さいけれどカッコイイ、そして最近は都会でも繁殖している頼もしいタカです。
このサイトのURLは、そんなチョウゲンボウから名前を借りました。

2011年4月6日(水曜日)

税金が使われるのはイヤだなぁ

カテゴリー: - flyman @ 21時24分43秒

今回の原発事故は人災だ、とflymanは思っている。
もともと原発に反対していた人たちの殆どが、今回のような事故が起きるのではないかと不安視してきたことだろう。しかし国と電力会社は、いかなる自然災害にも安全だ、と原発を作った。

今回の事故の損害は莫大だ。避難を余儀なくされた住民のみならず、汚染された農地、出荷できなかった農作物、そして漁業への影響も甚大だ。
これらの損害は、一義的には東京電力が賠償することになるだろうが、国の原子力行政の責任も軽くはない。従って、賠償に税金が使われることが予想されるが、なんで原発に反対してきた人が納めた税金が使われなければいけないのか。flymanの納めた分は、原発事故の賠償には使って欲しくない。

「原発は危ないから反対だ」
「あなたが反対でも絶対安全だから、作っちゃうよ」――「あらら、津波で壊れちゃった。賠償金はあなたも負担してね」
って、とても納得できるものではない。

原発賛成派は、原発からは『電気』が出てくると考えている。
原発反対派は、原発からは『電気』と『放射性廃棄物』が出てくると考えている。
電力会社や原発賛成派議員らは、原発からは『電気』と『甘い汁』が出てくると考えている。

賠償は原発に賛成した人たちがすべきだと思う。が、残念ながら税制はそういう風には出来ていない。我々に出来ることは、電力会社の甘い汁にたかるような政治屋を排除すること、それは選挙によってしか実現できないが、立候補者が原発に賛成なのか反対なのか、それが争点になることなど殆ど無かった。
自分が投票した議員が原発に賛成なのか反対なのかをしっかりと見極め、次の選挙に反映させることは重要かも知れない。今はそれを見極める好機でもある。


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