簡単な、レンズテスト
大雑把に、テスト撮影してみた。
部屋から見えるお寺の屋根。ここをテスト撮影する。ボディはいつもの EOS Kiss X2。すべて手持ち撮影した。 |
まずはEF70-300mm F4-5.6L IS USMで撮り比べてみた。画像はリサイズ無しのトリミングのみ。画面上にはピクセル等倍で表示されているはずだ。
ISO=100、f=300mm、F=5.6、ss=1/500 テレ端、開放からシャープな写りだ。ただ、後ピン。 |
|
ISO=100、f=300mm、F=8.0、ss=1/250 一段絞った。 |
|
ISO 100、f=300mm、F 11、ss 1/125 二段絞って、F=11。 |
|
ISO=100、f=300mm、F=16、ss=1/50 開放からF=16まで、あまり差はない。 |
Lにテレコンを付けてみた。
ISO=200、f=300mm、F=5.6、ss=1/320、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300 テレコンも、かなり使えそう。 |
|
ISO=200、f=300mm、F=8.0、ss=1/160、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300 決まれば、かなりの画像が得られる。トタンの継ぎ目の解像感がすばらしい。 ちなみに、すべての画像のピクチャースタイルは「スタンダード」、評価測光モードで、-1/3EVしている。これは、いつもの鳥撮りの標準設定と同じだ。 |
|
ISO=200、f=300mm、F=11、ss=1/80、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300 解像感が落ちたのは、微細な手振れのせいかな |
|
ISO=400、f=300mm、F=11、ss=1/125、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300 ISOを400まで上げて、SSを稼いだ。 解像感が上がった=手振れの影響が大きい=flymanがヘタなのが、判ってしまった。 |
EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMでも、あらためて撮り比べてみた。
ISO=100、f=300mm、F=5.6、ss=1/400 DOも後ピンになる。カメラ側の問題か。 手振れの影響も否定は出来ないが、このレンズの開放での解像感のなさは、レンズの性能だと思う。 |
|
ISO=100、f=300mm、F=8.0、ss=1/250 一段絞っても、まだ解像感は足りない。 |
|
ISO=100、f=300mm、F=11、ss=1/125 ここまで絞ると、そこそこ満足のいく解像感が得られる。 じつはLレンズとは撮影日が違うので単純比較は出来ないのだが、比べてみると、それでもLの解像感が勝っている。 |
|
ISO=100、f=300mm、F=16、ss=1/60 | |
ISO=200、f=300mm、F=5.6、ss=1/320、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300 | |
ISO=200、f=300mm、F=8.0、ss=1/160、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300 | |
ISO=200、f=300mm、F=11.0、ss=1/80、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300 被写体の大きさにもよるが、経験上、テレコン無しの画像をトリミングした方がマシな場合が殆ど。 DOとLを比べると、テレコンを付けた画像は、やはりレンズの元々のポテンシャルの高さに左右されていることが判る。 |
|
ISO=200、f=300mm、F=16.0、ss=1/40、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300 | |
ISO=400、f=300mm、F=11.0、ss=1/160、+ KENKO 1.4X TELEPLUS PRO 300 ISOを400まで上げてみた。参考まで。 |
EF70-300 L のテレ端は開放から十分にシャープで、シャープネスのために絞る必要は、あまり無さそうだ。AFを犠牲にする覚悟があれば、テレコンも積極的に使って問題ないだろう。
ストリートプライスはLよりもDOの方が高い。写りだけを評価すれば、DOに価値はないのだが、もちろんDOの価値は写りだけではないのだ。
TrackBacks
TrackBack URL : http://www.kestrel.jp/modules/wordpress/wp-trackback.php/581
この投稿には、まだコメントが付いていません
コメント
_CM_NOTICE