東アジアを核でバランスさせる?
昨日のサウジアラビアを見て、札幌で行われた日韓ワールドカップのサウジアラビア×ドイツ戦を思い出した。あの試合、サウジの選手はドイツにフィジカルでことごとく負け、結局8失点の歴史的な大敗を喫した。
WCという晴れ舞台であそこまでモチベーションを下げてしまうチームに大変驚いたものだが、昨日のサウジもあれほどではなかったにしても、モチベーションの低さは歴然だった。
日本の5得点は良かったし、カードを貰っている選手を休ませられたのも良かった。が、あまりにゆるい試合で、日本の選手たちがかえって調子を落としはしないかとちょっと心配だ。
さて、朝鮮日報のWEB日本語版に、驚くべきコラムが掲載されている。北朝鮮との交渉のために、韓国も核を保有すべきだというのだ。
『韓半島問題の専門家、北朝鮮研究者、学者や政治家の中に、北朝鮮が実際に核を放棄すると信じる人はほとんどいない』というのも驚きだ。では韓国は6カ国協議で何をしたいのだろうか。
もし韓国が核を保有するなら、当然に日本も核を保有せざるを得ない。『韓半島の緊張要因が永久に除去されるか、統一が達成される時点で、核を自発的に廃棄することを全世界に公表する』などと、何を戯言をといった感じだ。
そもそも最大の核保有国であるアメリカが居るにもかかわらず6カ国協議は進んでいないのに、どうして韓国が核を持てば協議が進むと考えられるのか。この思想には、きな臭い匂いを感じる。軍事大国化を進めている中国の影が見え隠れするのは、flymanの目だけだろうか。
なんだかJR東日本の新幹線がボロボロだ。『はやぶさ』の東北新幹線デビューまでに、まだまだ起こりそう。
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