Waveフォーマットと戯れる
会社が移転して、内線電話も変更になった。普通、こういう時には旧式の電話機が新型の機器に替わるものだが、今回は逆で、すでにビル内に設置されていた古いPBX(交換機)を使用することになった。
転居後の電話機には液晶表示もなく、非常にシンプルな内線電話という印象だ。
私は電話が嫌いなので、別にそれほど多機能である必要は感じないが、それでも不便に思うことはある。例えば、液晶がないと掛けてきた相手の電話番号が表示されず、コールバック機能もないため、こちらから掛け直すときにはいちいち番号簿で確認しなければならない。もう一つ、困ったことに短縮登録も出来ない。
で、かれこれ20年以上も前に買った電子ダイアラーを引っ張り出してきた。電池を入れ替えると生き返りはしたが、さすがに液晶部にドット欠けが目立つ。
そこで、PC用に電子ダイアラーソフトを製作中なのだ。まあ、探せばフリーのものが幾つも見つかるのだが、いずれ電話帳データベースを構築してこれと連携させて、、、とか考えると、自作が良さそう。
電話のトーン音はITU-Tなどで決められた国際規格DTMFという、高低2種類の音の組み合わせで番号を判別する仕組みになっている。
この和音を出力するプログラムを作ればよい訳で、簡単な方法としては、予め各番号に対応する音をWaveファイルとして保存しておき、これを再生する方法が考えられる。Waveファイルはリソースとしてプログラムに埋め込んでもいい。
が、これでは勉強にならないので、今回はプログラムでメモリ上にWaveファイルを生成する事にした。
で、これはテスト用に作った、Wave音声生成プログラムだ。まあ、よくくあるヤツだ。
簡単そうに見えると思うが、いや結構難しいのだ。
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