ThinkPad R30 に Rubricks を入れる
Rubricks は、Rails ベースの CMS だ。このサイトはPHP ベースの XOOPS で構築しているが、Rubricks にも興味がある。以前に Windows XP 上では試したが、Linux では初めてになる。
まず、Rails アプリ用にディレクトリを用意する。私は、
/var/railsapp
とした。
最新の Rubricks をここからダウンロードする。
今現在の最新は、rubricks-0.6.0-rc1.tar.gz だ。
これを先に作っておいた /var/railsapp に置いて、
tar xzvf rubricks-0.6.0-rc1.tar.gz
で、展開する。
/config/database.yml ファイルを(Sample?をコピーするなどして)適宜作成する。先に設定したMySQL のユーザー、パスワードに合わせて定義を書き換える。
MySQL に、データベース(スキーマ)を作っておく。
Rubricks を展開したディレクトリで、
rake migrate
すれば、初期設定は完了だ。早速、サーバーを起動してみる。
ruby script/server
ブラウザで、http://localhost:3000/ に接続して、正しく動作していることを確認する。
……が、正しく動作していない!!
なぜかレイアウトがめちゃめちゃ、というか、テーマが読み込まれてないな、こりゃ。とりあえず、ログインできるし、設定もいじれるが、これじゃダメじゃん。
で結局、ディレクトリごとバッサリ削除して展開からやり直したら、今度は無事に表示された。この不安定さが何とも――
ここまで来たら、画像処理モジュール、RMagick のインストールをせねば。
まずは ImageMagick から。
yum install ImageMagick-devel
で、ImageMagick をインストール。バージョンは
Installed: ImageMagick-devel.i386 0:6.2.8.0-3.el5.4
だった。
続いて、RMagick も入れる。
gem install RMagick してみる。バージョンは、1.15.9 だった。んがっ。gccが無いと怒られた。入れてないもん。
gcc を入れて再挑戦。
すると今度は verdana.ttf フォントが無いと怒られる。おいおい。Windowsのフォントかよ。
気を取り直して、フォントを入れる。
次はarial.ttf。
気を取り直して、フォントを入れる。
次はarialbd.ttf。
気を取り直して、フォントを入れる。
次はverdanab.ttf。
そろそろいいだろ? いっそWindowsフォントをぜ?んぶ入れようか?
ようやく
Successfully installed rmagick-1.15.9
が表示された。
Windows のライセンスがない人は使えないのか? そうなのか?
Rails で画像処理をするのに便利なプラグイン、FileColumn を入れる。これは簡単。
./script/plugin install http://opensvn.csie.org/rails_file_column/plugins/file_column/trunk
ところで、Rubricks で、サイト名にアポストロフィを入れるとメニューが無反応になります。直接URL 打てば動きますが、私はこれでしばらく泣きました。
さて、これでサーバー設定は一段落、かな。
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