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フルカスタムの
ウクレレ製作に挑戦! その17

作り始めたのは2013年の春頃だと思う。
7年越しに完成したのはKOAのロングネックコンサートだ。


今回使った材料です。
ボディ
   サイド   ハワイアン・コア
   トップ   ハワイアン・コア
   バック   ハワイアン・コア

ネック、ヘッド  マホガニー

指板       黒檀

ブリッジ     ブビンガ

ナット      人工大理石

サドル      人工大理石

ペグ       ゴトー(ギアペグ)


製作記を書こうにも、もう昔の事は記憶に無い。それどころか、ウクレレの作り方を忘れてしまっている。
過去の経験も生かせず、やっぱり出来はイマイチ(泣)

StewMacではなく、LMIで買ったKOA材。一応、"GOOD FIG"な材だ。LMIの材は厚みがあるので、薄くするのが大変だ。
ブックマッチはこんな感じ。いつも通り。
ブレーシングはまあまあシンプル。
三点セット。指板の下端はこの後で調整。
ヘッドは前作と同じ、ギアペグ用のデザインだ。
塗装は、サンディングシーラーとラッカースプレーで。
塗装は湿度が低く、風のない日に庭で。
ちょっと風が吹いていたが、無視してスプレーした。
弦はSAVAREZのクリアーナイロン。4弦にはLow-G弦を用意した。初めてのフロロカーボンだ。
口輪が一周回っている。実はこれも失敗の産物だ。
完成。今回はバインディングは無し。
サドルは予めLow-G用に調整してある。
あちこち失敗しているのだが、ここでは触れないでおこう――悲しくなるから。






ゴトーのギアペグは9本目のウクレレから外したモノ。
9本目のウクレレは、何年か前の夏に、室温が40℃を超えた日にブリッジが飛んでしまった。直す元気が無くそのままにしていたのだが、どうせ使わないなら、とギアペグを外したのだ。
スケール395mm、14フレット継ぎの17フレットの指板。ボディ最厚部はおよそ73mmある。
弦は買い置きのSAVAREZに4弦だけKIWAYAのLow-G弦だが、見た目はすべてクリアで、ナイロンとフロロカーボンの差はわからない。音質も揃っているように思える。
ただ、1弦の張力がかなり高い。
一応の調整はしているのだが、まだ弦高が少し高いので、もうちょっと下げた方が良さそうだ。





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