フルカスタムの ウクレレ製作に挑戦! その13 |
巷ではテナーサイズやコンサートサイズのウクレレが人気のようだ。 ならば当『天羽楽器製造』でも作ってやろうではないか。テナーはA4用紙にボディが書けないので、今回はまずボディサイズがA4に納まる、コンサート・ウクレレだ。 いつものごとく、実験的なウクレレはホームセンターで購入した朴材で製作する。 |
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ボディ サイド 朴 トップ 朴 バック 朴 ネック、ヘッド 朴 指板 パオロッサ ブリッジ 黒檀 ナット 人工大理石 サドル 人工大理石 ペグ グローバー
音質は朴材のソプラノと同じ系統で、深みのある音色だ。音量は大きい、かも。 さて、このウクレレ、サウンドホールの直径が7cmもある。なぜこのサイズにしたのか、記憶にない。おかげで、共鳴周波数は高めのようだ。 今回の最大の失敗は、トップとバックを薄くしすぎたことだ。とくにバックが薄く、光にかざすと透けて見える感じだ。強度的に難あり、だ。そういえばサウンドホールもコンパス式のサークルカッターで、手で切ったっけ。それだけ薄いということ。 まだ塗装も弦も落ち着かない。音はもっと良くなっていくだろうが、あんまり音量がありすぎるのは、家で下手くそが弾くウクレレとしては、扱いづらいかも。 |